夫がいなけりゃ電球一つ替えられない女だった。
だけど決めたから。父役も母役も私がやる。
肩身の狭い思いはさせぬよう。
二馬力以上に稼ぎ、一緒の時間を過ごして。
幸せな家庭にしよう。腹を括ったら後はやるだけ。
3年前に、娘の入学時に投稿した内容。
この日よりも実は前に、 私は腹を括った。
夫と別居を決めた時に、こう思った。
「私が男になればいい」
まずは経済的安定を掴む。 理想だけじゃ、子どもは育たない。
そのためなら、苦手なことだって死ぬ気でやる。
ここだけの話、
自営で英語コーチを始めるにあたって
私にとっては、
営業がその最たるものだった。
公務員の私にとって未知の領域。
怖い、としか思ってなかった。嫌だった。やりたくなかった。
でも、事業を経営するなら
切っても切り離せない領域。
「さなえさんは
先生役やろうとしてるから全然ダメです。
無料カウンセリングで教えようとするな。
ええかっこしようとするな。
もっと聞き役に徹しなさい。全然ダメです。」
厳しいコーチには叱咤激励され 毎日泣いた。
できない自分に何度も泣いた。
何度も何度も絶望した。
だけどやめなかった。
辞めたら終わりだから。
諦めたら、そこで全てが終わってしまうから。
「私が、やるしか、ない。」
カッコいい、泥臭い
昭和のおじさんみたいな「男」になる。
何度やっても諦めなければ、夢は叶うから。
そしたら、いつの間にか、
プライベートでも言われるようになった。
「さなえさんって、 中身がもう完全に男ですよね。」
それでいいと思った。
むしろ自分を誇らしく思った。
そのまま突っ走り続けて、
右肩上がりで法人化もし、
起業人生、芽が出なかった期間も含めて
早6年が過ぎた。
今年、2026年3月、
Gakkenより出版をして、さらに大きな節目を迎えた。
「発売三週間で重版」 重版って、
世の本の3割程度しか、 到達できない領域らしい。
恐らく、無名の新人としては 本当によくやった方だと思う。
(もっと結果出したかったですが、
一人で走るには体力の限界でした)
けれど、思った。
ここから私は何を求めていくんだろう?
立ち止まって考えた。
そうか、本当は、私、
そんなんじゃなかったよな・・・
英語が大好きで、英語の仕事がしたくて
でも、英語の仕事に就けない。
だけど、どうしてもどうしても
英語と関わっていたかったから
もがいて、もがいて、もがいて
たどり着いたこの境地。
そう、私は英語学習が好きで、
その知識を深めることが好きで、
その過程を使って、
大好きな 目の前の生徒さんたちの役に立ちたい。
そういう想いでここまでやってきて、
それができてれば幸せで、
別に事業を大きくしたいなんて
有名になりたいなんて、
著者になりたいなんて、
今まで、 これっぽっちも思ってなかったんです。
ただ、目の前にやってくるご縁に
必死で必死で食らいついて
走り続けた6年間でした。
「本を広める活動より、 今、やりたいことをやる」
著者としては二流なんだろう。 でも、それでいいの。
私は、私が信じる、 私が心から、今、やりたいと思うことをやる。
だから、私は、今年の夏、
娘とカナダへと旅立ちます。
親子で共に学んできます!

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