英語力が上げたいけれど、効率よい方法が分からない。
もっと話せるようになりたいけれど、何から取り組んだらよいか分からない。
英語学習が継続できない。
そんなお悩みがある方はいらっしゃいませんか?
たった半年間で2倍の量の英語が話せるようになり、カンペなしでも国際会議で交渉できるようになった受講生さんが行っていたメニューをご紹介します。
留学なしでも、お仕事をしながらでも、家にいながらでもスピーキングは伸ばせます!
特別なものは必要ありません。必要なのは本屋にも売っている1000円程度の教材です。
英会話が上手に話せなくて悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!
国際会議でのストレスが軽減!Nさんの英語上達の体験談
きなこ式コーチングの受講生のNさん。通信業界で働くNさんは、すでに英語を使って仕事をしていましたが、効率的に英語上達ができずに悩んでいました。
国際会議に出席する際にはあらかじめカンペが必要で、準備にも時間がかかっていたそうです。
しかし、きなこ式コーチングで「話すためのトレーニング」を半年間行った結果、国際会議でもカンペなしで口から英語が出てくるようになり、話す量が2倍にまで上がりました。
たった半年間でNさんはどのようにして英会話力をアップさせたのでしょうか。Nさんが実際に行っていたトレーニングメニューをご紹介します。
2倍の量の英語が話せるようになったトレーニング
■1分スピーチ
1分間、即興で英語を話す練習をしてみてください。
1分スピーチは要点を的確にまとめ、スムーズに英語で意見を述べる練習に最適です。
毎日1分スピーチの練習をすると、重要なポイントを英語で的確に伝えられるようになり、本番でも話したいことがスラスラと英語で話せるようになります。
題材は、IELTS Part2の例題が使いやすくておすすめです。
また、Chat GPTで「IELTS Part2の例題を10個英語で作ってその解答例を教えて下さい」と入れると、IELTS Part 2の例題とそれに対する解答例を紹介してくれます。
以下はChatGPTで出された質問例です。
Describe your favorite travel destination. What did you particularly enjoy or find memorable about that place?
お気に入りの旅行先を教えてください。その場所で特に楽しかったこと、印象に残っていることは何ですか?
Describe a memorable holiday you have had. Why was it memorable?
思い出に残る休暇について教えてください。なぜ思い出深いのですか?
Talk about a book that made a lasting impression on you.
印象に残った本について話してください。
インターネットでもIELTS Part2の質問例とその解答例がたくさん掲載されているので、検索してスピーキングの練習をしてみましょう。
■瞬間英作文 30分
「相手の話す英語は大体わかるけれど、自分では簡単な英文を話すのも苦手」という方はいませんか?
そんな方にぜひおすすめしたいのが瞬間英作文です。
瞬間英作文とは、中学で習うレベルの簡単な英語を瞬時に声に出すトレーニングです。
このトレーニングを続けると、頭の中に英語回路が出来上がり、「知っている英語」が「使える英語」として生まれ変わります。
教材は、森沢洋介さん著の『どんどん話すための瞬間英作文』を使用します。1日5課を目安にトレーニングしてみましょう。
『どんどん話すための瞬間英作文』で提唱されている方法は以下のとおりです。
❶日本語文を見て英作文する
「これらは子供向けの本です」という文章があったら口頭で素早く英作文をします。
すぐに英文が出てこなければ構わずに答えを見ても構いません。
❷英文を見て答え合わせする
英文を確認して答え合わせします。
❸英文を何度も口に出す
英文を見ながら何度も声に出します。ただ暗記するのではなくて、文の構造や意味を理解しながら行うことが大切です。
❹英作文の流し
日本語の文を連続して一回ずつ英作文します。
❶~❸までのトレーニングを繰り返すことで、流れるように英作文ができるようになります。
『どんどん話すための瞬間英作文』にはアプリがあるので、アプリを使って取り組むのがおすすめです。
アプリでは、日本語文の読み上げと英作文の間のポーズの速さを変更できます。
まずは3分で22文作成できれば合格です。合格できない時はポーズを「普通」から「やや早い」にして負荷をかけてみましょう。
■金のフレーズ 30分
TOEICの単語帳として人気のTEX加藤さんの『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称:金フレ)』を使用します。
金フレはTOEIC学習者の定番の本ですが、意外と皆が行っていないレッスンがあります。
それは単語のインプット。話すためには単語のインプットが不可欠です。
部品がないと 何も組み立てられないのと同じで、単語がインプットされていなければ英語という製品はできません。
では、どのようにインプットを行うのでしょうか。
金フレは以下のような構成になっています。
「とにかく」と見たら、瞬時に「Anyway」と答えられるように、日本語を見て英語を 1秒で言えるようにしてみましょう。
50単語30分を目安に毎日取り組んでください。
金フレはビジネスでも役立つ表現が満載なので、掲載されている単語が口から出るようになれば、ビジネスでも使える英会話力が身につきます。
■オンライン英会話 25分間/週5回
オンライン英会話はいわば「総合格闘技」です。
スピーキングの筋トレが英単語、 瞬間英作文、1分スピーチだとしたら、スピーキングの瞬発力やリスニング力が鍛えられるのがオンライン英会話です。
しかし、受け身な姿勢でレッスンを受講するだけでは英語力は伸びません。
レッスンを受ける際に、その日に使う新しい表現を1個決めてレッスンを受講します。
たとえば、「苦手な完了形を使った表現を使う」や「address(対処する、演説、話しかける、向けるなどの意味)の入った表現を使う」などです。
そして、レッスン受講後にはレッスンで言えなかった表現を5分で英作文をします。
課題に取り組みながら週5回レッスンを受講すれば、着実に力になります。
Nさんの他にも週5回オンライン英会話を受講している受講生さんはいらっしゃいましたが、課題を決めてオンライン英会話を取り組んでいる方はやはり伸びが早かったです。
劇的にアップ!半年間トレーニングを続けた結果
■英単語 30分
■1分スピーチ
■瞬間英作文 30分
■オンライン英会話 25分間/週5回
受講生のNさんは以上のトレーニングを半年間続けました。
その結果、話す量(SPM)が2倍にまで上がりました。
SPM(Sentence Per Minute)とは「1分間あたりに話される文の数」を指します。この指標は、スピーチやプレゼンテーションなどで話される量を示すために使われます。
たとえば、あるスピーチが5分間で30文の内容を伝えた場合、そのスピーチのSPMは6です。
受講生のNさんは、もともとはSPM6~7でしたが、半年間、上記のメニューに取り組んだところ、12から最大で14まで向上しました。SPMが半年間で2倍にまで成長されたんです。
これは、話すスピードが日常会話レベルから、ビジネスで英語が困らない程度にまで変化したことを意味します。
実際にNさんは、以前はカンペがないと対応できなかったものが現在はその場で英語を瞬時に話せるようになり、英語でのコミュニケーションに困ることが少なくなりました。
また、オンラインミーティングの議事録を作る際も録音の聞き返しがほぼいらなくなったそうです。
こちらの記事では、Nさんの実際のスピーキングの変化を聞くことができます。2023年3月頃のBeforeと比べて、半年後のAfterのスピーキングではスラスラと英語を話しているのがわかります。
お仕事をしながらたった半年でここまで向上したのは、Nさんの日ごろの努力と、効果的なトレーニングの賜物と言えるでしょう。
まとめ
今回は、たった半年間で2倍の量の英語が話せるようになった受講生のNさんのトレーニング方法をご紹介しました。
Nさんは英語に費やしていた時間を別の業務に使えるようになり、仕事効率もアップしたそうです。
きなこ式コーチングは、個人に最適なカスタマイズされたプログラムであなたの学びをサポートします。独学ではなかなか進歩を感じられなかった方や、ビジネスで使える英語力を強化したい方に特におすすめです。
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