TOEIC800点以上を取得すると、転職や昇給が有利になる、収入が上がるなどたくさんのメリットがあります。
一方で、日本人の平均スコアはTOEIC500点台。500点から300点以上を上げるのは並大抵のことではありません。
しかし「きなこ式英語コーチングスクール」の受講生さんには、たった 4か月でTOEIC500点台を855点まで上げた方がいらっしゃいます。
これは、平均と比べても驚異的なスコアアップです。
彼女はどのように勉強したのでしょうか。
特別な魔法を使ったわけではなく、着実にやるべきことをおこなった結果です。
今回は、受講生さんが実践したTOEIC500点台を855点にした5つの勉強法についてご紹介します。
この記事に書いてあることを着実に行えば、あなたが現在TOEIC500点台だったとしても800点以上を取得することは決して夢ではありません。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
TOEIC500点台から850点にするのに必要な勉強時間とは?
TOEIC500点台から850点にするには、どのくらいかかるのでしょうか。
オックスフォード大学出版局によると、一般的に、550点だったスコアを850点まで上げるには、725時間かかるといわれています。もし、1日1時間勉強するとしても、約2年かかる計算です。
目標スコア | |||||||
現在のスコア | 350 | 450 | 550 | 650 | 750 | 850 | 950 |
250 | 200 | 425 | 700 | 950 | 1150 | 1450 | 1750 |
350 | 225 | 450 | 700 | 950 | 1225 | 1550 | |
450 | 225 | 450 | 725 | 975 | 1300 | ||
550 | 225 | 500 | 725 | 1050 | |||
650 | 275 | 500 | 825 | ||||
750 | 275 | 600 | |||||
850 | 325 |
725時間なんて気が遠くなる数字ですよね。
忙しい社会人の方も安心してください。これからお伝えする勉強法を心掛ければ、現在TOEIC500点台であっても、効率的にスコアアップが可能です。
4か月でTOEIC500点台から855点にした5つの勉強法
TOEIC500点台を855点にした受講生さんは、以下の5点を心掛けていました。
- 単語は1日30分、50単語が目安
- 単語は英語の音→日本語の意味を即言う練習
- 文法Part5は誤った問題精読
- 文法Part5はさらに自己解説
- 模試は週1回、合計3回
それぞれ詳しい方法をご紹介していきます。
❶英単語は1日30分、50単語が目安
英単語を覚えるのが苦手な方はいませんか?それは、覚え方に問題があるのかもしれません。単語帳を一度や二度見ただけでは、覚えられないのは当たり前です。
英単語を覚えるときに大切なのは、1日にその英単語に出会う回数です。
通勤時間、お風呂の時間、寝る前の5分間など1日で3~5回、余裕があれば7回以上は繰り返して同じ英単語を覚えましょう。合計で1日30分間は時間をとり、50単語を覚え切るのを目標にします。むやみに単語数を増やさず、50単語を1日の中で何度も繰り返すのがコツです。
❷英単語の音→日本語の意味を瞬時に言う練習をする
「スペルはわかるのに、英単語の音を聞いても意味が出てこない」
そんな方は、英単語の音を聞いてその意味をすぐに日本語で言う訓練が効果的です。
音がわからないといつまで経ってもリスニングができません。英語教材アプリのabceed や『TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ』などで英単語の音を聴いて、瞬時に日本語の意味を言ってみる練習をしてみましょう
英語の音を聞いて瞬時に意味が理解できるようになると、リスニングパートが楽に聞き取れるようになっていきます。
❸TOEIC Part5は間違えた問題を精読する
意外と陥りがちなのが、問題を解いたら解きっぱなしになってしまうこと。TOEIC600点前後だと、まだ文法力に課題がある場合が多いです。
文法力をつけるためには、精読がおすすめです。
間違えた問題の英文を意味のかたまりごとにスラッシュ(/)で区切りして、主語、動詞など5文型に振りわけます。速く読めるようになるのは、この地道な分析を繰り返してからでも遅くありません。
❹文法問題のPart5は自分で解説してみる
学習方法と学習の定着率の関係を示したラーニングピラミッドでは、「人に教えること」がもっとも定着率が高いとされています。他人に教えるには、問題の解き方をすべて理解していないとうまくできません。
教える人がいなくても、あなたが生徒と先生の一人二役になって、どのように正解を導いたのか解説してみてください。
大切なのは 「問題を解くまでの思考回路」です。
最初は上手に言えないかもしれませんが、何度も解説するうちに次第にスラスラ解説できるようになります。解説の内容を自分のモノにしましょう。
1問20秒以内くらいを目安に、何度も繰り返してみてください。上手に解説できるようになるころには、あなたの文法問題の理解度が断然アップしているでしょう。
❺受験前に模試は週1回、合計3回はおこなう
TOEICは毎回試験の形態が似ているため、何度も模試を解いて問題に慣れることも大切です。TOEICの受験が3か月以内に控えているなら、模試は週1回ペースで解いてください。3回を目安に同じ模試を取り組みます。
同じ模試を取り組む場合は、 2~3週間以上間隔を空けて下さい。近い間隔で行うと、答えを覚えてしまっている場合があります。もし2回目ですでに満点近く出てしまったら、 3回目は行わなくても大丈夫です。
何度も模試を解くことで本番でのタイムマネジメントが身につく、試験での集中力が保てるなどメリットがあります。また、TOEICの形式に慣れていると自信にもつながり、本番で落ち着いて試験が受けられます。
まとめ
今回は、TOEIC500点台から855点まで上げた勉強法について受講生さんの体験を用いてご紹介しました。
ITコンサルタントだった彼女は、育休復帰のタイミングで海外案件に挑戦したい意向を上司に伝えることができ、着実にキャリアアップの道に進んでいます。
受講生さんの記事はこちらをご覧ください。
今回ご紹介した受講生さんの他にも、「きなこ式英語コーチングスクール」には、わずか1か月半で800点突破して大幅年収アップの転職に成功した方、たった1か月でTOEIC100点アップした方、TOEIC360点が535点にまで上がった方などがいらっしゃいます。
TOEICのスコアが上がると仕事の選択肢も増え、将来が広がります。
「きなこ式英語コーチングスクール」では、英語コーチきなこが忙しい社会人でも実現可能なTOEICスコアアップの方法や英語を武器にしたキャリアアップ法などをマンツーマンでお伝えしていきます。
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