TOEIC755点で1年後に「海外営業」の夢を叶えた生徒さんの話

こんにちは!
英語コーチのきなこです。

今年の夏は
夏休みも兼ねて、東京できなこ式受講生&卒業生のオフ会を開催しておりました。

卒業して1年越し、2年越しにお会いできた方もいらっしゃり、
とても楽しいひと時を過ごすことができました。

お久しぶりの方からは、とても嬉しいご報告をお聞きすることもできました。

「あれから、今も頻繁に海外出張に出る仕事してます。
 お陰様で英語にすっかり困らなくなりました。」

「講座を通して、私の発音が変わり、
 英語自体が楽しくなりました。」

こんな嬉しいお声を聴く中、
とても印象的だったのは、

「一年越しに目標が叶いました。」というAさん。

Aさんは、3児のワーママさんでグローバル企業にお勤めの会社員女性。
私のコーチングを受講始めた頃はまだ育休中。

その育休の間に、お子さん授乳中、
上のお子さん保育園&小学生という忙しい中、
たった1か月でTOEIC100点アップを成し遂げ、755点を取得した
素晴らしいご実績をお持ちの方です!

Aさんの一日の勉強メニューなどはこちらから↓

https://toicarry.com/student-17

AさんがTOEICの勉強を始めたのは
「育休復帰後、新たなキャリアを歩みたい」と思い、
社内公募で海外営業に挑戦したかったから。

3人のお子さんを育児しながら、という忙しい状況下、
最短で結果を出したいという思いで
きなこ式コーチングを受講。

そして、1か月で100点アップし、755点を達成!

コーチング受講中、育休から復帰直後の公募では
一旦、見送りだったものの、

「755点に各種サイトの点数を更新したら、
 条件のよい求人からスカウトが
 たくさん来るようになったので、びっくりしました」

Aさんは社内外にいつでも飛び出せる切符を手に入れた。

そして、一年越しにオフ会で
お会いして言葉を交わした時、

「実は先日、異動の希望が叶ったんです。」

とても嬉しいご報告が。

でも、さらに驚いたのが、

「海外営業の経験を元に、
 今度は現場のことも知った上で
 会社の財務を扱えるような人材になっていきたい」

「そのためには、USCPA(米国公認会計士)も
いつか取得したいですね。」

Aさんには、新たな夢がまた生まれていた。

多くの方が出産後って夢や目標を失いがちだと思うのです。

私もそうでした。
「私って、まるで、娘の体の一部みたいだな・・・」

昼夜関係なく、1時間起きに泣く
新生児の我が子をあやして、
授乳して、おむつ替えて、
やっと寝たと思ったら、おむつのスキマからはみ出し、ベッドシーツに粗相。

「うわぁ~またこれ洗濯か・・・」

汚したシーツ取って、
粗相がしみ込んでる防水シーツも取って、
昼に洗濯したばかりのシーツにまた変えて、
夜中に孤軍奮闘して20分。

「おぎゃーほぎゃー」
はい、またまた授乳の時間です。
今日も寝れないエンドレス・・・

自分がまるで
子どもの体の臓器の一部になったみたい。

そんな感覚の毎日でした。

子どもが少し大きくなっても、

自分のこと、そっちのけで子どもに
時間を投じなければならない日々を過ごして、
自分の好きなものを忘れていきました。

ファミレスに行けるような年齢になっても
子どもが「食べられない」と言い出さないか
非常事態に備えるために、

私が大好きな韓国料理じゃなくて
子どもが大好きなケチャップ料理を頼む。

同じ赤なのに、真逆。

いつの間にか、辛いものが苦手になっていきました。

大好きだったミュージカル映画も見なくなり、
大好きだった劇団四季の舞台も行かなくなり、

日常触れる音楽は「おかあさんといっしょ」
久しぶりに行く映画は「プリキュア」


出産前まで
「通信でイギリスの大学院にいく!
英語教授法の勉強をもっと極めるんだ!」

そんな夢を抱いて、
あんなに毎日頑張ってIELTSの最高スコアも
更新した英語学習も
継続が途絶えて、
オンライン英会話でさえ億劫になりました。

いつの間にか、私はあの頃の「私」でなくなっていました。
呼びかけられるのも、
仕事の名前か、〇〇ちゃんのママ。

私個人の名前を失った、そんな感覚すら覚えました。

だから、Aさんを眩しいなと思ったんです。

いつまでも、自分の人生の目標を
しっかり胸に抱き、歩みを止めないAさんを

とても眩しいなと思った。

あなたも今、心折れそうな気持ちに
なっているかもしれません。

いつの間に、自分が自分でなくなっていることに気が付いた時。

でも、大丈夫です。
私も同じだったから。

かつて自分を失っていた私も、
約4年かけて、
素敵な生徒さんに囲まれ、
大好きだった英語教育の仕事を
自分の手で作り出す立場にまで変わることができました。

もしかしたら、またイギリスの院に行く夢も
再稼働できるかもしれない。

それは、きっと私次第なんです。

だから、あなたも大丈夫。

Aさんのように、

かつて、キラキラしていた希望を抱いていた
あの頃の自分、

英語学習をまた頑張って
一緒に取り戻していきましょう。


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